ひとりごと

ただの吐き出し場

2年間ありがとう

専門学校の2年間が終わったら死んでしまおう、それまでは楽しく過ごそうと思って仕事を辞めてから2年半ほど経ちました。

私はまた明日から社会人として働きます。結局死を選ぶことはやっぱり無くて、嫌だ嫌だと思いながらもどうしようもなく生きています。たくさんの人に迷惑をかけながらも仕方なく生きてしまっています。

社会人になるのは本当に嫌で、今日もずっと嘆いていました。この学生生活が終わることを信じたくありません。

それは裏を返せば、とても楽しい学生生活だったんだなと思います。仕事で疲れている人たちだったら誰しも学生に戻ることが楽しいかもしれませんが、それでも「きちんと楽しめた」ことを嬉しく思います。

 

私は生来の性格が消極的、人見知り、チャレンジ精神が皆無、みたいな感じで、30歳近くなってもずっとそんな感じでした。安定してそうな道をただ歩くような。

そんな私がこの2年間はそれなりに色々挑戦したと思います。そして、案外なんとかなるんだな、ということを学べました。あまりに遅い学びだったかもしれませんが、それでも今学ぶことができてよかったです。

 

2年になり、実習が増えると同時にクラスの子たちと話せることも多くなり、すぐ死ぬのは惜しいなと思い始めました。現役の20歳の子たちがこれからどんなふうに成長していくのかを見てみたいし、これからも時々会いたい。

バイトでお世話になった人たちにもまた会いにいきたい。学生になる選択をした時に応援してくれて助けてくれた友人たちにもお礼をしたい。

それからでも死ぬのは遅くないのではと思いました。

そんなふうにすこしでも思えたことは、たぶんとても幸せなことだと思います。

 

就職が決まったのはみんなと仲良くなる前だったので、少しだけ後悔しました。東京周辺にいたらもう少しみんなとすぐ会えたのにと。

生まれた土地からちょっとずつ遠ざかり、今も1人で生きています。

 

性格は良くないし、要領もよくないし、迷惑ばっかかけているけれど、それでも私は自分も自分と関わった人もけっこう好きで、忘れてほしくないと毎日泣いています。

 

専門学校に入ってよかった。出会えてよかった。ありがとう。