2/6のひとりごと
私の知り合いの多くはすでに結婚したりこどもを育てていたり家を買ったりしている。
今私は結婚したいとか、子どもが欲しいとか、強く思っているわけではないけれど
あと2〜3年したら「どうして婚活しなかったのか」「子どものことを考えなかったのか」
と死ぬほど悩むのだろう。
そもそも今は働いていないしお金も貯金をがりがり削り親からの支援ももらっている状態で
そうなるのは仕事を辞める時にまあ予想できることで
こんな状態で「結婚してください」と言ってYESなんて言える相手ももちろんいないわけで。
再び就職してお金がたまってくるころには35歳くらいになってて、
もしそのくらいまでに結婚できていたとしても出産や子育てのリスクは高まっている。
もともと、極端に隣の芝が青く見えてしまう性格なので
パートナーがいる人間というだけで妬ましく思ってしまう。
「自分がそれを選んだのだから」と言われてしまえばそれまでだ。
お金がないのが嫌だったり、結婚したいのであれば、
仕事を辞めずに続けて、婚活なりをして、という選択が取れたはずだ。
でもそれをしなかった。面倒だったから。
結婚している友人をみて「まあ1人でも楽しく生きられているし」
高そうなブランド品を買ってSNSにあげる友人をみて「そう高価なものはいらないし」
そう思う自分は、たぶん酸っぱいぶどうの状態で無理やり納得させようとしている。
他人と比べないように生きる、というのを定期的に思っては崩れてしまう。
もっとなりふり構わず、ほかのことがどうでもよく思えるような何かがあればいいが
残念ながらそんなものもない。
ただしんどいことから逃げて、でも次に待つのは結局しんどいことで
死ぬまで苦しい。
でも死ぬことも怖くて、それからすらも逃げている。
世界で一番役に立たない人間なのではないかと思う。