小笠原諸島旅行記その4~到着~
その3はこちら↓
朝6時ごろ目が覚め、シャワーを浴びにいく。シャワー後自分の寝台へ戻り、家から持ってきていたパンを朝食として食べる。
小笠原諸島父島への到着予定は11時30分ごろ。降りる準備をするとしてもまだ3時間ほど時間はあった。
自分のいる寝台からでは外の様子が見えない。今の天気を確認するためデッキへと向かう。
デッキへの扉を開けると、眼前に広がったのは青い空、青い海。
青い世界に感動しながら、一度寝台へ戻りカメラを持ち急いでデッキへ戻る。
潮風が吹き髪がぼさぼさになりながらも、島へと近づいている嬉しさや晴れていることへの感謝をしながらしばらく海を眺めていた。
まもなく到着というアナウンスが流れ、降りる準備で船があわただしくなる。
ゆっくりと港へ近づき、竹芝桟橋から24時間半もの間走り続けていた船が着岸する。
さすがに日差しが強かった。島にいる間泊まる宿の方に大きな荷物を預け、私たちツアー客は、おが丸が着いた二見港の近くの大村地区と呼ばれるところの散策へと向かった。大村地区は市街地となっており、お店も多く同じ船でやってきた観光客でにぎわっている。
散策の前に、自由にお昼をとっていいとのことだったため、同じツアー参加者の女性2人についていき、サメバーガーを食べた。くさみなど全然なく、とても美味しかった。
そのあと、近くの浜辺へ行き海の綺麗さにはしゃぎまわる。
泳ぎたい!泳ぎたい!!!!が、水着がない!!
お昼時間後、集合しガイドさんとともに散策。ビジターセンターや海岸、神社をまわったのち市街地を一望できる展望台へ。
展望台で景色を見ながら、いろいろな思いを馳せる。こんな自然の中で暮らせるなんて羨ましいなと思うけれど、生まれながらずっとだと、やっぱり都会に憧れを持って、上京して、東京都心のごちゃごちゃ感に驚きそうとか、、、
散策後は夕飯まで自由行動。お土産屋にどんなものが売ってるかみたりしながら一度お世話になる宿へ。
着くなりなんなり、宿の方が出てきてしきりにシロアリの注意をされた。
「今の時期はシロアリがすごくてねぇ!シロアリって光に集まってくるから夜は極力光が漏れないようにカーテンして、電気つけるのも最低限にしてね!ほんともう、ぶわぁ~~って飛んで集まってくるから!もし噛まれたら各部屋に消毒液あるからそれで傷を消毒してねよろしく!!」
・・・シロアリ!?(゚Д゚;)
どうしても湿度が高い時期は現れるようで、場合によっては前が見えなくなるくらい飛んでいることがあるそうです。確かに宿の階段に、虫の羽みたいのがたくさん落ちているような・・・
極度のビビりのワイ、部屋の前に置いてあったゴキジェットを片手に部屋に入る。
電気は玄関のみ付け、あたりを見渡す。
とりあえず、今は大丈夫そうだ・・・。しかし噛まれるのは嫌だなぁ(゚⊃ω⊂゚)゚
一抹の不安を感じながら、夕食へ向かう。
さすがに海鮮がおおいし、美味しい!!島ずしをいただきました。
あと、写真には写ってないですが、カメ肉食べましたよ。カメ肉。
煮込み料理みたいになっていて、味は醤油系の味になっていて食べやすかったです。
触感が少し独特でした。プルプルした、コラーゲンって感じの触感(語彙力が無い)
小笠原諸島ではウミガメを食べることが許されており、年間何頭という制限はあるようだが普通に居酒屋などで食べることができる。
「カメあります」の看板が出ているお店も何件かあった。
とてもいい経験でした。。
夕飯を食べ終わるころには日も暮れ宿へ戻る。
空を見上げると満点の星空・・・というわけはなく、だいぶ雲が出てきていた。
星空が綺麗とも聞いていたため残念だったが、今日晴れただけでも奇跡的だと思う。
旅行にいった時期は、ウミガメの産卵シーズンでもあり、夜浜辺を歩くとカメの産卵を見ることもできるらしい。
宿にもどり、シロアリがいないか気を配りながらシャワーを浴びベッドに横になると
すぐ眠気が襲ってきた。
明日も晴れるといいなと思いながら、おやすみなさい。