ひとりごと

ただの吐き出し場

本の趣味と本をすすめることについて

私は片付けがとっても苦手なので基本的に自分の部屋は荒れている。

これはもうどうしようもないと諦めているので、荒れた部屋でも友達を呼ぶことにあまり抵抗はない。

現に「ゴミ屋敷」「どこで寝てるの」「荒れすぎて逆に安心する」などと評価されてきた。

布団の上にお菓子のゴミが散らかってようが、食べかけのご飯が机に載っていようが見たくないなら勝手に目を逸らすでしょ精神でいる。

しかし、あまり見られたくないと思う箇所がひとつある。

台所?バスルーム?否、本棚だ。

 

本は目につきやすく、かつその人の趣味嗜好が顕著になるものだと考えている。

エロ本があるとか性癖がどうとかそういうことではない(もちろんそれが出てる場合もある)。

小説や漫画、ビジネス書のひとつひとつからなんとなく趣味や好きな傾向が分かってしまう。

もともと小説などの趣味が合う人や、よほど気心の知れた人なら問題ない。むしろ最近こういう本を買ったよ〜と語りたいくらいだ。

しかし、そこまで読書の趣味を知らなかったりそもそもそこまで仲良くなかったりする人に見られて、「これってどんな本?面白い?」なんて聞かれたら私は言葉に詰まってしまう。

私も時々使ってしまうから反省したいが、お互いの好きなジャンル等を知らないのに安易に「面白い?」と聞くのはよろしくない。「私にとっては面白かったよ、私は好きだよ」というしかない。その作品が相手にハマるかはわからない。

先日パート中暇だと嘆いている母に「この本面白い?」と聞かれ「面白いよ」と返しつつ私の好きな小説を貸したら「うーん、よくわからない」といって最後まで読まずに戻され、代わりに中高生に人気の高いホラー系の小説を本棚から取っていった。

人の嗜好はそれぞれなので怒ったりムカついたりしたわけではないが、人に薦めるのは難しいと実感した。

人の嗜好はそれぞれなので合わないのはしょうがないが、薦めた本が、自分の好きな本であればあるほど読まれないとちょっと悲しい。

 

そして人に薦めるということは、読まなければいけないという一種のプレッシャーを相手に与えてしまうことになる。

なので例えば対面(1対1)で「この本面白いよ!読んでみて!」とおすすめすることはしないように気をつけようと思っている。

そういう点ではブログやツイッターなどの、見るのが特定の相手ではないものは、遠慮せずおすすめをすることができるのではないか。

こちらが好き勝手に感想を書きおすすめし、受け手はその作品を調べ、自分に合うか合わないか選択できる。

 

なので紹介した作品が自分に合わなくても「面白くなかった怒」というクレームは悪いけど受け付けていない。

あと名前出したり紹介しても私のもとには一銭も金は入らない。

金が入るようになるほどの閲覧者もいない。

私の完全なる独断と偏見でおすすめしております。

私の趣味嗜好が知られても良い範囲でね。

 

「この人が面白いって言った本や作品なら私も好きだろうな…」と圧倒的に信頼している人に今までで2人出会えた。これからの人生でもそんな人と出会えることを祈りたい。

 

話がごちゃついてしてしまったが

・どんな本を読んでても引かないで

・強制は絶対しないけど趣味嗜好が近そうだったらおすすめの作品調べてみて

・色々言ったけど、好きな作品とか全然教えてほしい

って感じです。

 

以上