単発のバイトしてきた話
植物調査の単発アルバイトで東北の上の方まで行ってました。
勢いで応募してしまい前日まで震えていました。
今回同行してくれる方は学校の卒業生の方と知っていましたが、
予想外に若くて小柄で爽やかな感じの人で変にうろたえてしまったワイアラサー。。
で、到着して車で現地へ。ひたすら林内とか道っぽいところとかを歩く。
「何度も来てるから」とは言ったものの目視で植物の種名をパッパっと言っていく。
私は必死にそれを書く。植物の名前知らなすぎて何度も聞き返す。
オオバコとかシロツメクサくらいしかわからねぇ、、
そんな感じで歩いては植物名を書く、という仕事でした。
卒業生さん、まだまだ若手だと思うのですがそれでもこんなに植物わかるんだ、、みたいな頭悪い感想しか出てきませんでしたが、私は感心するばかりでした。
同じ歳の頃わたしはもっとちゃらんぽらんだったし友達と泣きながら喧嘩とかしてたぞ多分
てか家帰って学校のパンフレット見直したら今回一緒にいった卒業生さん載ってたので
普通に学生時代も優秀だったんだろうなとか勝手に思ったり。
クマが出る地域だったし一度クマらしき物音も聞いて震えていたのですが
急に出くわしたり子連れだったりすると危ないけど、基本的に人の気配がしたらクマは近寄ってこないし自分から襲ってくることはない、とおっしゃってくれました。
万が一餌付けされていたりするとまた状況は違うかもしれませんが、、
クマだけではなくハチやマダニも怖かったのですがそんなこと考える前にどんどん進んでいくので考える暇もなくてよかったかもしれません。
もう少し季節が早かったらハチはかなり危なかったかも
調査地域は、風車が何十台も立っており、現在もどんどん森を切り拓いて風車を立てていたり
ソーラーもところどころあったりするような地域でした。
知識がないのでたいしたことは考えられなかったのですが、人と自然の付き合い方みたいなものに思いを馳せたり馳せなかったり
駅近くの小さな旅館に宿泊。朝夕ご飯付き。おそらく女性の宿泊客は私だけでした。
なので大浴場もずっと1人だったのですが、ずっと初日から最終日までシャワーのところにコオロギがいて毎回びびりながら入ってました。急に飛んでこられたら泣いちゃう。
何度か足滑らせていたので軽い擦り傷や打撲はありましたが大きな怪我なく無事帰還。
旅館があった町は18時くらいでもう全然人歩いていなかったので、久々の東京の人混みにくらっとしました。
基本的に足手まとい気味だったので申し訳ないとは思いましたが、
私としては行けてよかったと思いました。そもそも環境関連の仕事って何があんの??
みたいな状況でしたし、実際体験できたのは大きいです。学校の実習の話とかも聞かせてくださってよかった。
同行した卒業生さんには、女性だし全然話してくれないしの私と4日間も過ごしてさぞかしストレスを溜めさせてしまった気がします。それでも自然体な感じでいてくれて私はとても居心地よかったので感謝してもしきれませんわ、、、
植物に対するモチベが少しあがりました。まずは木本の見分けできるようにしたい!
その前に分類技能検定があるから植物以外も勉強しないとなんだけどね!
明日からは北海道です。また落ち着いたら感想かきます。