小笠原諸島旅行記その2~行きたい理由~
その1はこちら↓
会社を辞め、1ヶ月の休暇を取得した私は
その間に小笠原諸島へ旅行することを決めた。
その1で急に行き先が決まったため(・ω・)?って感じかもしれないが
実は、ずっと憧れの場所だった。
そもそもどこ!?って人のために小笠原諸島の概要を説明したいと思う。
小笠原諸島・・・
東京都内(日本本州側)から約1000km離れていながら東京都に属している、大小合わせて30ほどの島々のことを指す。
小笠原諸島のなかでも大きい島である「父島」にすら空港はなく、交通は基本的に船のみ。(自衛隊とか例外は除く)
一度も大陸と地続きになったことがないため固有種が多く、東洋のガラパゴスと呼ばれる。2011年には世界自然遺産へ登録される。
海開きは正月(1月1日)であり、温暖な気候。
まあ詳しくはググってください…。
私がこの島を知ったのは、1冊の本でした。
「青いいのちの詩 世界でいちばん遠い島」折原みと著
小学4年生の時、学級文庫として教室に置かれていたのが最初。
もともと青色が好きな私は、この本のカバーの綺麗さに惹かれ本を手に取った。
主人公のユウは、とあることから「学校へ行けない病」になってしまい、親戚の家がある小笠原諸島の母島へと預けられることになる。そこで多くのことを経験し、海の美しさ、生命の尊さなどを学んでいく物語。
もう何十年も前のことなので、はっきり覚えていないが
ともかくこの本が、この話が「心に残った」
文章と、挿絵の写真だけで、どれほどユウがこの島の豊かな自然、優しい人々に
救われ成長することができたかを私は幼いながらにも感じていた。
十年以上たった今でもこの本を忘れることは無く、私を小笠原諸島へと向かわせた
船で24時間かけてしかたどり着くことができない楽園へ、いつか行ってみたい
今行かないくてもいつか行けるかもしれない、
でももうこれきりチャンスはやってこないかもしれない
それが、今回この島を目指した理由です。
まとまりがないですが、次回からようやく旅行の思い出を語りたいと思います。